ニュースなどでも目にするように、北海道は日本の中でも1番農業が盛んな地域です
そんな農業が盛んな北海道で有名なのが酪農です
酪農と聞けば牛や鶏、豚などを飼育して食用肉や乳製品を生産するイメージだと思います
北海道産のお肉はとてもおいしく全国で使用されるほど評価も高いです!
今回はそんな北海道のお肉のおいしさについて解説します!

最後に、北海道産のお肉を使った北海道で1度は行ってほしいお店を紹介するよ!
北海道は肉用牛の飼養頭数日本1位

まず1番の魅力は飼養頭数が日本1位ということです
農林水産省の「畜産統計調査」によると、令和5年2月1日現在で北海道の肉用牛飼養頭数が566,400頭と日本で1番多く飼育されています
このことからもわかるように北海道は酪農がとても盛んです
僕の地元十勝も牧場がたくさんありドライブをしているとよく見かけます!
ではなぜ北海道で多くの牛が飼育できるのか
理由は2つです
- 気候
- 畑が多い
次はこの2つについて説明していきます
参考文献:農林水産省.2023.「畜産統計調査 確報 令和5年畜産統計 年次 2023」(2024年8月24日取得) https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500222&tstat=000001015614&cycle=7&year=20230&month=0&tclass1=000001020206&tclass2=000001212060
気候
1つ目は気候です!
牛は涼しい気候を好む動物です
北海道の年間平均気温は夏で19~21℃、冬はー4~2℃と非常に冷涼な気候にあります
涼しい気候を好む牛にとっては最高な気候といえます

牛の平均体温は38℃程度と言われてて、人間の平均気温よりも高いんだよ!
畑が多い
2つ目は畑が多いことです!
北海道の耕地面積(R4年)は、114万haと全国の4分の1を占め、戸当たり経営耕地面積では33haと都府県平均の約11倍の広さを誇ります。
また、農業経営体数は約33千経営体で、うち主業農家は75.0%を占め、大規模で専業的な農業経営が展開しています。出典:北海道開発局ウェブサイト(https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ns/nou_seekei/ud49g70000006f4q.html)
このように北海道はとても多くの畑があります!
畑が多いということは、牛の餌となるデントコーンや牧草といった飼料作物を多く作ることができます
そして生産量が増えれば牛を多く飼育することも可能になります

北海道は多くの畑があるから生産量も多いけど、質のいい作物も取れるんだね!
北海道のブランド牛を紹介

上記で説明した通り、北海道は牛が好む冷涼な気候で畑が多いという酪農にとても適した地域といえます
そんな北海道で育てられた和牛はどんな種類が有名なのか?
- ふらの和牛
- 十勝和牛
この2つが紹介したい北海道のブランド牛です!
この2つはどれも黒毛和種(黒毛和牛)という品種に分類されます
黒毛和種は肉用牛で、肉用牛といえば北海道は日本1の飼育頭数を誇ります
そんな北海道で育てられた和牛はそれぞれどんな特徴があるのか?
2つのブランド牛の特徴について解説します!
ふらの和牛
1つ目はふらの和牛です!
皆さんも1度は耳にしたことがある方も多いはず!
そんなふらの和牛は北海道富良野市で飼育されてる牛からとれるお肉です
富良野市は周りが山々に囲まれており、夏も平均気温は20℃前後と涼しい気候で牛を育てるにはとてもいい気候といえます
そんな富良野市で育てられた牛からとれたお肉は濃厚な脂身とうま味があるとてもおいしいお肉です
十勝和牛
2つ目は十勝和牛です!
十勝和牛は北海道帯広市(十勝)で飼育されてる牛からとれるお肉です
十勝は夏は30℃を超え冬は-20℃まで下がり夏と冬で寒暖差の激しい地域です
しかし十勝は北海道でも有数の耕地面積を誇る地域です
また飼料にもこだわり、広大な耕地や気候を活かしできた質のいい飼料を食べています
そんな十勝で育てられた牛からとれたお肉はとても柔らかくとろけるような食感が特徴です!

十勝はとても広くて多くの畑や牛舎があるから
来たときはぜひ見ていってね!
まとめ
北海道は広い耕地面積と涼しい気候で牛が過ごしすい地域です
多くの畑と自然に囲まれた北海道で育った牛は身が引き締まっておりとてもおいしいお肉が取れます!
また多くのブランド牛を飼育する北海道は全国的にも評価が高いと言えます
上記で出したブランド牛以外にも、白老牛やびらとり和牛なども有名です
北海道に来たらぜひブランド牛を食べてみてください!